烏山川を下る
目黒川その2 大崎〜天王洲〜品川埠頭

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新馬場駅→荏原神社

 「品川」という地名の由来は諸説あるが、目黒川が品川と呼ばれていたからという説もある。この辺りは昔、竹の子の産地で三竹耕地と呼ばれていたことと、また、近くに御嶽権現の社があったことは「三嶽橋」【MapFan地図】という橋で名残をとどめている。

 荏原神社の先にある「品川橋」は、江戸時代、東海道五十三次一の宿・品川宿の中心に位置していた。北品川宿と南品川宿を結んでいたことから、「品川橋」は「境橋」「行合ゆきあい橋」「中の橋」とも呼ばれていた。ちなみに現在でも住所は、川をはさんで北側が品川区北品川、南側が同区南品川になっている。

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▲国道15号(第一京浜)「東海橋」と、京急本線新馬場しんばんば駅。川の上に駅がある

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▲品川の鎮守・荏原神社【マピオン地図

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▲恵比寿さんの上には、きれいな桃色の寒緋かんひ桜が咲いていた(2004.2.7撮影)

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▲目黒川(奥)が芝浦運河(右)とぶつかる所。奥の水色の橋は国道357号(海岸通り)「昭和橋」

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▲カメラを右に向けると見えるのが、芝浦運河の目黒川水門【マピオン地図

天王洲→品川埠頭

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▲「アイル橋」上から下流を撮った。東電品川火力発電所の煙突が見える

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▲川の側道が無くなり、天王洲アイルを通る

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▲品川埠頭。「港湾関係者以外立入禁止」の看板の向こうに、お台場フジテレビが見える

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▲北を向くと、レインボーブリッジがうっすら見える【マピオン地図

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▲目黒川最後の道路橋「若潮橋」。写真右が海側、左奥が天王洲アイル【マピオン地図

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▲若潮橋から海の方を撮る。写真上を覆うのは東海道新幹線引込線・東海道貨物線で、これが目黒川に架かる最後の橋

 川沿いの道も無くなり、港は立入禁止。ついに河口にはたどり着けなかった。午前9時15分に中川遊歩道入口を出発し、午後2時45分「若潮橋」に到着。大崎での昼食88分を除くと、4時間2分かかったことになる。
 しかし、旅はこれでは終わらなかった。港の向こうに見えるお台場へ足(ペダル?)を向けたのである。

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